新宿でMzさんと一緒に芝居を見た。
ひさしぶりに、劇団Rリータ男爵の芝居だ。
タイトルは『Drナース』。

映像や音楽に凝った作りの舞台は、徹底的にエンターテインメントで、その点は見ごたえがあった。
お笑いのライブを見ているようだった。

ただし、メッセージ性・テーマ性はやはり無いように思う。
あったとしても伝わってこない程度のものだ。

面白きゃいいじゃん!笑えればいいじゃん!
というところか。
確かに笑えたが。

役者の力量に落差があるのも気になった。
主役クラス(特に主役は最高!)は、まじめにバカをやる姿勢が、さすがに立派だったが、脇を固めるはずの役者、特に女性陣が弱かった。
発声に差がありすぎて、徹底したおバカな世界観から、興ざめする一因になる。
張り上げてキンキン響くのは、やはりいただけないのだ。

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